心を癒し、幸運を引き寄せる バニラに秘められた神秘の力
心を癒し、幸運を引き寄せる バニラに秘められた神秘の力
バニラはとても歴史の長い植物で、昔から香料や香りづけで親しまれてきました。
精油は温かみのある甘い香りで
最近では香水や化粧品の原料としても使用されている植物です。
今回はバニラの
・歴史や特徴
・精油としての特徴や香り
・スピリチュアルな意味
・高価やおすすめな使い方
などをお伝えします。
バニラの歴史
バニラの歴史はとても長く、
メキシコの先住民たちはココアやタバコの香りづけとして使用していました。
中南米で発見されたのが最初で、メキシコの東海岸に住んでいたトトナコ族によって
栽培が始められたと考えられています。
さらにバニラには薬効成分があると信じられていて熱病やヒステリーの改善、
婦人病の薬として使用していた時代もあるのです。
16世紀頃になるとスペインに移入され、ヨーロッパ全土に伝わっていきました。
1520年にはスペイン軍がメキシコを征服した際に兵士たちが現地のアステカ王が
飲んでいたチョコラートを知り、バニラとカカオを現地に持ち帰ったようです。
この事がきっかけでチョコラートを飲む習慣ができ、
チョコレートの原型になった事が分かっています。
チョコレートはカカオの実だけでなくバニラを使用しているので、
昔からバニラを飲食のシーンで使用していた事が分かりますね。
17世紀の始め頃には初代女王エリザベス一世の薬剤師であるヒューモーガンが、
チョコレートを使用しない砂糖菓子としてバニラが気に入られたようです。
18世紀になるとフランスでアイスクリームの香料に
バニラを使用するようになっていきました。
そして当時の米国大使であったトマスジェファーソンはバニラアイスを気に入り、
レシピを書き写した事でバニラも世界的に広まっていったのです。
1874年になると人口バニリンの合成に成功して
一般的にバニラの味が出回るようになったのです。
ただ、人工的な物だったためか天然のバニラには及びませんでした。
バニラは現在でも需要が高く、天然の物はとても高価なため生産地にとっては
貴重な産業となっています。
バニラの特徴
バニラはラン科の植物でメキシコやパナマ、西インド諸島が原産の植物です。
樹木などにつるを絡ませて成長する植物で
バニラのつるは最大10mほどまで伸びていきます。
生育している物の中には60mほどのつるを延ばしているバニラもあるようです。
バニラの葉は楕円形で光沢があり、1枚の葉で20cmほどの大きさがあります。
春になると淡い緑色の花を咲かせ、ラン科の植物特有のトランペット型です。
つるや葉が長く大きいものの花の部分は6cmほどしかありません。
また、バニラはとても甘く濃厚な香りが特徴ではありますが
花の部分は香りがないのです。
バニラの香りは花が結実した時にできる実が熟した物で、
こちらの実はバニラビーンズとして知られています。
日当たりの良い場所を好み高温多湿の環境に適しているため寒さに弱く、
暖かい地域で栽培される事がほとんどです。
とはいえ直射日光などの強い日差しに当たると葉焼けを起こしてしまうので、
とてもデリケートな植物と言えます。
バニラという名前はスペイン語で「小さなさや」を意味する
Vanillaが由来となっているのです。
これはバニラが結実した後に付く果実の姿が由来となっていました。
またバニラには100以上の種類があり、
中には観葉植物として親しまれている物もあります。
観葉植物として代表的なのはバーボンバニラやタヒチニアンバニラです。
バーボンバニラはメキシコが原産国となっている植物で、
キャラメルのような甘い香りがあります。
バニラアイスやカスタードクリームなどのスイーツに使用される事が多いのは
バーボンバニラがほとんどです。
タヒチニアンバニラは平たくて太いさやが特徴で、
ムスクのような甘さとエキゾチックな印象の香りが混ざっています。
とても濃厚な香りがする事から高級レストランで使用される事が多いです。
バニラはどんな精油?香りは?
バニラの精油は種子やさやの部分を水蒸気蒸留法や溶剤抽出法を用いて作ります。
水蒸気蒸留法というのは原料となる植物を蒸留釜に入れて、
熱湯から出る蒸気を送る事で精油成分を抽出する方法です。
いっぽうで溶剤抽出法というのは原料となる植物を石油エーテルなどを用いて
芳香物質を溶け出させる方法です。
バニラの精油はデリケートなさやから抽出される事も多いため、
溶剤抽出法で作られている物もあります。
また、香りの印象としては暖かい甘さがあり、
食べ物や芳香剤として知られているバニラと同じ香りです。
凄く甘い香りのイメージもあるかと思いますが、
香りの分類としてはスパイス系に含まれているので重さの少ない甘さと言えます。
バニラの精油と聞くと植物のバニラそのものから抽出した物を連想しますが、
中にはバニラ以外から抽出した精油も存在しています。
バニラから抽出された精油はバニラアブソリュートと言い、
バニラ以外から抽出された精油はベンゾインという名前で販売されているので
注意しましょう。
バニラのスピリチュアルな意味
バニラには「永久不滅」という力強い花言葉があります。
ただ、バニラの花は1日しか咲かないので花言葉と合っていないようにも感じますね。
実は、バニラに永久不滅という花言葉が付けられたのは
1度嗅いだら忘れられないほど強い香りを放つからなのです。
花の命は短いものの1度嗅いだだけで決してバニラという存在を忘れないのはまさに
永久不滅なのではないでしょうか?
また、バニラには邪気払いの風水効果があり、
気の入り口と言われている玄関や窓際に置く事で悪い気の侵入を防いでくれます。
そして良い気を取り込んでくれるので、家の中がどんよりと重たい空気に包まれている時
や邪気を感じる場合にはバニラを玄関や窓際に置くと良いでしょう。
バニラの心への効果
甘くて温かみのあるバニラの香りにはリラックス作用があります。
イライラした気持ちや不安な気持ちを静める事で
緊張やストレスをほぐしてくれるのです。
さらに気持ちを前向きにしてくれる精油なので、
幸福感に包まれるような優しい気持ちに導いてくれるでしょう。
バニラの精油は不眠症に対しても効果が期待されていて
気持ちをリラックスさせる事によって寝つきを良くし質の良い睡眠へと導きます。
バニラの体への効果
バニラは月経促進作用があるので生理不順で悩んでいる人には特におすすめ。
さらには鎮静作用もあるので生理痛の緩和にも役立てられる精油です。
バニラに含まれているバニリンという成分には痛みや筋肉の緊張を和らげる働きがあり、
筋肉痛や運動後の筋肉のこわばりにも良いでしょう。
2019年に海外で行われた研究では20匹のマウスに
バニリンを吸引させたところ鎮痛作用や筋弛緩作用が認められました。
その結果バニリンを使用した新薬の開発にも繋がる可能性があると
期待されているのです。
また、バニラの甘い香りを嗅ぐことで食欲が治まる効果も期待できるので
ダイエット中の人はバニラの香りを嗅いでみてはいかがでしょうか。
ただ、人によっては甘い香りを嗅ぐことで食欲が湧いてしまう事もあります。
普段から甘い物が好きな人や甘い香りで食欲が湧く人は注意が必要です。
他にも、バニラにはリナロールという成分が含まれているため、
抗感染効果が期待できます。
体の中に入った病原菌と戦って感染症を予防する効果が期待できるので、
風邪をひきやすい時期や免疫力が低下している時に芳香浴をするのが良いでしょう。
他にもリナロールには嬉しい作用があり、
腸に溜まったガスの排出を促す効果が期待できます。
そのため便秘によるガス溜まりや腹痛、お腹の張りを感じる時におすすめです。
また、バニラに含まれるフェランドレンには
滋養強壮作用があるため体の様々な機能を高め、向上させる効果が期待できます。
肉体的に疲れていて元気を出したい時や、もうひと踏ん張りしたい時に良いですね。
バニラの肌への効果
バニラは刺激が強い精油なので肌に直接使用する事はありません。
ただ、肌荒れに対しての鎮静効果が期待されている事から
スキンケア用品や化粧品の原料に使用される事もあるようです。
バニラのおすすめな使い方
芳香浴
バニラの精油は芳香浴で香りを楽しむのがおすすめです。
初めてバニラの精油を使用する際には手軽に楽しめるティッシュや
アロマシールを使用すると良いでしょう。
ティッシュにバニラの精油を1滴垂らすだけで香りを楽しむ事ができ、
甘くて濃厚な奥深さを感じられます。
また、バニラには安眠作用があるので寝る前にティッシュに精油を垂らして
枕元に置くと気持ちがリラックスしてぐっすりと眠れますよ。
アロマシールは1cmほどの専用のシールに精油を染み込ませる物で、
持ち歩きができるので外出先でも香りが楽しめるのが魅力。
また、アロマシールは不織布でできている物が多く、香りがゆっくりと広がる物なので
ティッシュやハンカチよりも長い時間バニラの香りが楽しめます。
本格的に芳香浴をしたい場合や寝室や玄関などの広い空間で
バニラの香りを楽しみたい場合はアロマストーンやディフューザーがおすすめ。
アロマストーンは石膏などでできた石に精油を染み込ませて香りを楽しむ方法で、
寝室や玄関などの空間に適しています。
バニラは邪気払いの効果があるので玄関に芳香剤としてアロマストーンを置いておけば、玄関から入ってくる邪気を払い良い気を取り込んでくれるでしょう。
また、アロマストーンはあまり場所を取らないので寝室に置いても邪魔になりづらいです。
ディフューザーは蒸気によって香りを広げる物で、乾燥する季節には水をいれるディフューザーも販売されています。
反対に湿度の高い梅雨の時期や夏には水なしディフューザーがおすすめ。
水なしディフューザーのメリットは濃厚な香りを楽しめる事です。
水を使用するディフューザーは保湿もしてくれますが、
水と一緒に入れているぶん香りが少し薄まるかもしれません。
また、水を使用するディフューザーはカビが繁殖しやすいため
3日に1回ほどの手入れが必要です。
そのため湿度の高い時期に水を使用するディフューザーはおすすめできません。
ディフューザーの価格はメーカーによって異なり、
水なしディフューザーのほうが高価ではありますが湿度の高い時には
水なしディフューザーが良いでしょう。
水なしディフューザーの場合は水を使用しない事でカビが繁殖しづらく、
雑菌も溜まりづらいです。
とはいえ乾燥しやすい時期には保湿もしたいところなので、
季節によってディフューザーを使い分けるのもおすすめ。
まとめ
今回はバニラの
・歴史や特徴
・精油としての特徴や香り
・スピリチュアルな意味
・高価やおすすめな使い方
などをお伝えしました。
バニラは香料やスイーツとして大活躍の植物で、
邪気払いの効果があるスピリチュアルな植物です。
リラックス効果や鎮痛効果などが期待できる精油なので芳香浴でお楽しみください。
zurusan